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LABO A750E発売までの道のり-後編-
振り出しに戻り、他に良いメーカーは無いかと展示会にも足を運びましたが、良いと思ったメーカーは既に日本で代理店が決まっているなど、なかなかB社を超えるメーカーがありませんでした。
そんな中、当社と長年取引をしているメーカーが新型アライナーを発売しました。
実は同社からは以前より旧モデルが発売されており、見て触ったこともあったのですが設計が1~2世代古く見た目にも簡素だったため見送った経緯がありました。
ですが、新型アライナーは完全刷新されていました。
ターゲット(車両に装着する計測用の板のようなもの)が小型化され、先代モデルの半分以下の大きさになっています。
このメーカーはアライナーの製造の歴史は非常に浅いため、不安がありましたが開発には歴史のあるグループ内の企業がバックアップがしているとのことでした。
サンプルも導入し、日本仕様の開発がスタート。
ソフトウエアを実際使用してみると細かな甘い部分があり、ひとつひとつ修正をしていきました。
ソフトウエアのUI(ユーザーインターフェース)が少し使いにくいと感じることもありましたが、そこまでの改修となるとプログラムの大規模な書き換えが必要となり、現実的ではありませんでした。
「多少の使いにくさ」というのは慣れの問題でもあり不具合ではないため、今後の発展の余地という事で不具合だけを修正していくことにしました。
今回は万全を期すため、お客様にご協力いただきモニターテストも実施させていただきました。
1年以上のモニターテストを経て無事に発売となりました。
プロジェクト発足から足掛け8年かけて商品化した「LABO A750E」
最終的に日本仕様に数々のカスタマイズを加え、”東洋精器オリジナル”となり、自信をもってお届けできる製品となっています。
価格が高くて導入を見送られていたお客様に是非とも検討していただきたい製品です。