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LABO A750E発売までの道のり-前編-
紆余曲折を経て、やっとの思いで発売まで辿り着いた「LABO A750E」。
思い返せば足掛け8年のプロジェクトでした。
はじまりは阿瀬前社長の一言からでした。
今思えば、前社長には先見の明があったのかもしれません。
日本で販売されているアライナーは高額なものばかりです。
はじめは前社長から「A社の製品が良いらしいから見ておいで」との命を受け展示会に行きました。
しかし、実際見てみると作りが非常に粗く、これでは日本市場への投入は難しいと判断しました。
他に良い製品はないかと甲子園球場の数倍の広さがある会場を歩き回りリサーチしたのを覚えています。
その当時、アライナーを展示していたメーカーが20社ほどありました。
その中からB社のアライナーに注目し、交渉がスタートしました。
海外で販売されているものをそのまま日本に持ってきて売れれば簡単で良いのですが、アライナーに限らずそんな商品は滅多にありません。
必ず日本仕様に改良を施していかなくてはなりません。
また、その改良作業に協力してくれるメーカーでなくてはなりません。
B社とはその後、良い関係を築くことができサンプル機も導入。
日本市場投入に向けて開発がスタートしました。
ハードウエア的な問題は比較的スムーズに解決し、良い製品になりましたが難航したのがソフトウエアの改良でした。
様々な調整・改良を重ねるうちに、取引開始から3年が経過していました。
はじめは対応が良かったB社ですが、次第にこちらからの問い合わせへの返答が遅くなり、対応も非常に悪くなってきました。
新製品の投入、それもアライナーとなると電子部品の塊のような機材です。トラブルがあった際は素早い対応が求められます。
それなのにメーカーがこの対応では先行きに不安を感じざるを得ません。
製品はかなり良くなっていたので残念でしたが、B社のアライナーは断念することになりました。
こうして開発は、振り出しに戻ってしまいました・・・。
(後編へ)