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タージマハールはイスラム教のお墓
インド旅行で外せないのがタージマハールです。白い建物は綺麗でした。
ムガール帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンのお妃のお墓です。
1632年に建設が始まり、22年かかった完成した建物です。日本では江戸時代初期で、徳川家光が参勤交代制度や鎖国制度を作った頃ですね。
この美しく巨大な建築物を作るだけの財力が、当時のムガール帝国にあったと考えますと、凄いですね。
恥ずかしながら、インドへ行くまでは、タージマハールがイスラム教徒のお墓だというのは知りませんでした。
「イスラム教のモスクの建物に似ている」と言われると、タマネギ屋根(?)があります事から、モスクに似ている事は納得できます。
でも、インドはヒンズー教という思い込みがありますと、モスクに似ている事に気づかないですね。
ところで、第5代皇帝シャー・ジャハーンは、タージマハールの向かい側に、自分のお墓として黒い霊廟を作ろうとしました。
でも、3男のアウラングゼーブが、父親の皇帝シャー・ジャハーンを幽閉したため、黒い霊廟建設は実現しませんでした。
後継者争いで、冷や飯を食わされていた3男による幽閉でした。
綺麗なタージマハールの裏側には、血なまぐさい歴史もあるんですね。