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土地がやせていたら咲くお茶の花。

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 5月18日、煎茶の製造法を考案した永谷宗円の生家へ行きました際、ボランティアのガイドさんから意外な事を教えてもらいました。
 「お茶の花は、土地がやせると咲く」でした。反対に肥料をたっぷり与えると、花は咲かないという事でした。
 それだけでなく、昨年の夏、異常な猛暑だったため、お茶の花が咲いたという話も聞きました。
 ガイドさんの話では、土地がやせていたり、お茶の木が弱り生命の危機を感じると、子孫を残すため、花を咲かせるとのことでした。

 以前、ブログでも紹介しましたお茶の花。茶畑ではなく、少し外れた所に生えている茶の木に花が咲いていました。
 茶畑に咲いた花は摘んでいると思っていましたが、そうではなかった事を知りました。
 
 ところで観賞用の花はどうなのか。肥料を与えすぎると枯れてしまいますが、この場合は「肥料やけ」と言われる現象で、お茶の花が咲かない現象とは別の現象です。
 奥が深いだけに、生命の不思議を感じますね。

 お茶の花は、昨年、撮影した物を使いました。

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