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鶴女房の里(鶴の恩返し)の発祥の地。兵庫県神崎郡市川町鶴居

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 11月9日、JR播但線の鶴居駅の側に、鶴の恩返しの絵が描いていた建物がありました。つるい元気カフェでした。

 絵を眺めていますと、地元の方から「鶴女房の発祥の地」という事を教えていただきました。
 そして地元の方に案内されるままカフェの中へ入りました。

 地元のボランティアの方々が運営しているカフェで、町おこしの一環として、鶴女房の里を取り上げているとのことでした。
 建物は元々、JAの建物でしたが、統廃合のため、不要になった建物を利用しているとの事でした。
 

 建物に描かれています鶴女房の絵は、県立香寺高校の生徒と、鶴居中学校の生徒が描いた物です。
 中学生、高校生が地元を盛り上げる。「いいね!」と連発したくなりますね。

 カフェの中には鶴女房の里の物語を展示していますところがありました。
 スタッフの方に解説していただきました。そして日本昔話辞典を見せていただきました。発祥の地で市川町鶴居と書いていました。
 日本昔話辞典。写真を撮影し損ねてしまいましたが、パラパラめくりますと、よく知っています話がありますので、読むと面白そうだと思いました。

 市川町の特産品はサツマイモです。初めて知りました。甘くて美味しかったです。
 戦時中、食料不足の際、サツマイモの栽培が始まったのがキッカケのようです。

 ところで鶴居の地名の由来ですが、一条天皇の時代の1010年頃、この地に3本足の鶴が舞い降りたことに由来します。
 3本足の鶴。なんだか3本足の八咫烏(やたがらす)を連想しますね。
 3本足の鳥の伝説は、日本だけでなく中国や朝鮮半島にもあります。この辺りの歴史を絡めて調べて見ますと、面白い発見があるかもしれないですね。

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