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源頼朝、徳川吉宗も敬愛した廣田神社

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 日曜日、何気なく近所の廣田神社(兵庫県西宮市)へ行きました。観光客がこない地元の人が行く、ひっそり佇んだ神社です。

 でも、歴史は古い上、古事記・日本書紀でお馴染みの神功皇后(14代天皇・仲哀天皇の皇后)の時代で、201年に創建と言われています。
 神功皇后が海外遠征の帰り道、沖合いで船が動かなくなりました。そこで西宮の地に船を寄せると、あの軍神・天照大神のお告げがありました。その時、西宮に天照大神を祀る神社・廣田神社が誕生しました。
 格式は高く、二十二社の中に入っていたり、貴族や公家が参拝する神社でした。

 天照大神は軍神なので必勝祈願の神社でもあります。
 武家社会になってからも、源頼朝が平家討伐の際、土地を寄進したり、徳川吉宗が現在の地に遷宮したりしました。
 現在では、阪神タイガースが必勝祈願を行う神社です。

 明治4年に兵庫県唯一の官幣大社になり、兵庫県で最高位の神社になりました。(その後、淡路島の伊弉諾神社が官幣大社に昇格しました)
 2001年には、創建1800年という事で、天皇陛下から幣帛(お供え物)を賜りました。凄い神社です。

 でも、普段は、住宅街に、ひっそり佇む地元に愛された神社。それだけに静かで赴きがある雰囲気が味わえます。

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