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茅輪神事
先日、近所の廣田神社へ行きますと、葦で作った輪がありました。
よく神社でみかけます茅輪で、この輪をくぐると災難から流れられると言われています。
でも、今まで由来を考えた事がありませんでした。幸い、側の看板に話の由来が書いていました。
素戔嗚尊(スサノオ)が、ある所へ行った時、そこの地域に住んでいる兄弟がいました。
兄は裕福だったが宿泊を断りました。でも、貧しい弟は素戔嗚尊を宿泊させ、粟飯を振舞いました。
その後、何年か後に、素戔嗚尊が弟の所へ行き「将来、悪疫が流行したとき、葦で作った輪をくぐればよい」と言いました。それが茅輪の話でした。
子供の頃、昔話で聞いた事があるように思えました。
もしかして、子供の頃に聞いた昔話は、案外、身近な所にあるかもしれませんね。
ところで、弟は悪疫からは逃れられたかもしれませんが、貧しさから脱却できたのでしょうか?
宿泊依頼を断った兄はどうなったのでしょうか? 暴れん坊の素戔嗚尊に仕返しをされたのでしょうか?
大人になると、変な突っ込みをしてしまうと思いました。