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マンホール「うすい」
本社があります兵庫県宝塚市は今日も雨。雨は小康状態ですが、大雨・洪水警報が出ていますため油断はできない状態です。
幸い、阪急電車が動いていましたので、電車通勤の人達は、無事、出勤できました。
会社の近くの小さな川は大雨の影響で濁流でした。
宝塚市のマンホール。一番下の左側に「うすい」の文字あります。「うすい」とは「雨水」の事で、雨水専用の下水の事です。
アスファルトで覆われた道路ですと、水の逃げ道がないため、雨水を川へ逃がす役目があります。浸水防止ですね。
ちなみに、汚水用のマンホールの場合、「おすい」という文字になっています。
下水道には、合流式と分離式があります。
合流式は汚水と雨水を一緒にしている下水で、分流式は汚水と雨水を分けている下水です。
宝塚の場合、「おすい」と「うすい」と表記していますので、分流式なのがわかります。
「おすい」と「うすい」が平仮名になっている理由ですが、「汚水」の「汚」の文字が印象が良くないため、両方とも平仮名にしている自治体が多いようです。
ところでマンホールの絵柄は自治体によって様々です。
宝塚市の場合、市の花のすみれと、その周囲には鐘(ベル)が描かれています。宝塚歌劇がありますだけに、まさに文化と音楽の街の象徴です。
マンホールの絵柄などを見ると、その地域の事が垣間見えますので面白いですね。