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実はホラーな話。ピタゴラスの定理(三平方の定理)
8月も終盤を迎えましたが暑い日が続きますね。そんな中、学校の宿題に追われている子供達も多いと思います。
そこで寒気が出る数学の話を書きたいと思います。
中学校の数学で出てきましたピタゴラスの定理。直角三角形の辺の長さの関係式です。
特に、二等辺三角形の場合、直角部分の辺の長さが1の場合、斜辺はになります。
現在ですと「当たり前やん、学校で習ったやん」となります。
でも、ピタゴラスが活躍した時代では、 が出てくる事は大事件でした。
当時は、ピタゴラス率いるピタゴラス学派は、全ての数字は整数の比(分数)で表せる物で、分数で表せない無理数は存在しないとしていました。
しかし、ピタゴラスの弟子が、ピタゴラスの定理を使ってを発見してしまいました。
それに驚いたピタゴラスは、この発見を封印すべく、弟子を殺害したと言われています。
歴史的偉業を発見した弟子を殺したピタゴラス。怖いですね。中学校で習うピタゴラスの定理には、そんな恐ろしい話があります。
寒気は出てきましたでしょうか?
ちなみに、が無理数(整数の比・分数で表せない数字)である事は、高校1年生の数学で証明します。背理法です。を分数で表した結果、矛盾が出てしまうという方法です。
中学、高校で習いました数学を思い出しますね。