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関西本線・島ヶ原駅。関西鉄道→国鉄→JR

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 10月13日、三重県伊賀市島ヶ原にありますJR関西本線の島ヶ原駅に立ち寄りました。
 何の変哲もなさそうな駅ですが、実は関西本線の歴史の証人というべき駅でした。

 JR7社(北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州・貨物)は1987年に国鉄が分割民営化されてできた会社です。
 その国鉄ですが、明治から色々な民鉄が地方にできましたが、それを国が買収していった結果、全国に路線を持つ国鉄になりました。

 関西本線も明治時代に開通した当時は、関西鉄道という民間の鉄道会社でした。
 今では関西本線の島ヶ原付近は、山間を走る、のどかな鉄道となっていますが、当時は大阪と名古屋を結ぶ路線として、一時期、大動脈になっていたそうです。
 1906年に鉄道国有法ができ、1907年に国鉄に買収された歴史があります。

 島ヶ原駅ですが、明治30年に開通し、駅舎は当時のまま使っています。(駅の案内版にありました)
 まさに歴史の証人ですね。

 現在の関西本線は三重県の亀山駅でJR東海とJR西日本に分断されています。

 今回、写真は撮れなかったのですが、京都府側がお茶の産地なので、茶葉などを車体に描いた「列茶」が走っています。
 鉄道の歴史を垣間見ますと面白いですね。

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