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琵琶湖の外来魚対策。外来魚釣り上げ名人事業
11月3日、琵琶湖の側を散策していましたら、外来魚回収BOXを見ました。
釣り上げた外来魚を放つのではなく、回収して、少しでも琵琶湖の生態系を荒らす外来魚を駆除するための物ですね。
ブラックバス・ブルーギルなどの外来種は、琵琶湖の固有種を食い荒らし、生態系を壊すだけでなく、固有種の存在を脅かす存在になっています。
そのため琵琶湖の固有種を守るため、滋賀県の条例滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例の18条に「レジャー活動として魚類を採捕する者は、外来魚(ブルーギル、オオクチバスその他の規則で定める魚類をいう。)を採捕したときは、これを琵琶湖その他の水域に放流してはならない。」があります。
近年、テレビ東京系の人気番組「池の水ぜんぶ抜く」がありますが、さすがに琵琶湖の水を抜く事は不可能なので、地道に外来種を釣り上げては回収する方法をとっています。
そして滋賀県主催の事業として外来魚釣り上げ名人事業が行われています。
ところで、ブラックバスですが、調理すると美味しい魚のようです。たまにテレビでブラックバスの料理を取り上げています。
しかし、私は、まだブラックバスを食べた事はありません。一度、食べてみたいと思っています。
外来魚ですが、魚自身には罪はありません。海外から大阪湾、淀川を経由して、琵琶湖に来たわけではなく、人間が勝手に琵琶湖に放ったためです。
そのためブラックバスを琵琶湖の資源として美味しく頂き、ブラックバスを成仏させながら、ブラックバスを駆除していく。そういう流れになれば良いかもしれないですね。