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奈良の長谷寺の朝のお勤めは和太鼓
11月3日、滋賀県大津市の石山寺で開催されていました「西国三十三所巡礼&スイーツ」で、門前広場で、奈良の長谷寺のお坊さん達の舞台がありました。
司会のお坊さんが「お経といえば木魚を連想される方がいますが、長谷寺では朝のお勤めでは和太鼓でお経を読みます」と紹介。
和太鼓の伴奏と共に、お坊さん達のお経が始まりました。和太鼓とお経の組み合わせは初めて見ましたが、迫力がありました。
お坊さんのお経を唱える際、通る声なので、太鼓に負けない感じでした。歌手顔負けの歌唱力という所でした。
最近のお坊さんは和洋折衷で、バイオリンを持った女性のお坊さん(尼さん)もいました。
司会のお坊さんが尼さんを紹介した内容が「我々は僧侶としてプロですが、和太鼓はアマです。彼女は音大卒を首席で卒業し、ベルリンから声がかかったのを蹴って、長谷寺に来ました。音楽家としてプロですが、僧侶としてはアマ(尼)です」だったため、会場からは笑いが出ました。
会場にいた子供から「トトロ」というリクエストがあったので、尼さんがバイオリンでトトロの演奏を披露。
最後に間違えた際、司会のお坊さんがスピーカーを叩いて「今日はスピーカーの調子が悪いです」と言って、周囲の笑いを誘いました。
お坊さんは説法をされるため、話し上手だと思いました。
普段、お坊さんと接する機会がないだけに、お坊さんの多才な姿を知りました。