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神戸ビーフの黒田庄和牛。兵庫県西脇市黒田庄町
11月25日、国道175号線沿いを散策していました。国道沿いに牛舎がありました。
黒田庄和牛の牛舎で、神戸ビーフの主力和牛の1つです。
あまり接近すると、衛生面の問題(私が牛にウイルスなどを感染させる危険性)があるので、少し離れた所で撮影になりました。
黒田庄和牛の歴史を調べてみますと、昭和30年代まで遡ります。
昭和20年代は耕運機などの機械がなかったため、代かきの際、牛が活躍していました。
しかし、昭和30年代から機械化がはじまり、牛の役目が少なくなっていきました。
その時、労働力だった牛から、肉牛への転換を図り、今に至っているそうです。
黒田庄和牛ですが、黒田庄町内にありますA-COOP内に黒田庄和牛直売店があります。
普通の牛肉よりもお値段が高いので、牛だけに「も~う、高い!」と驚いてしまいます。
A-COOPの看板に「官兵衛の里・黒田」があります。黒田庄町は黒田官兵衛の有力な出生地とされています。黒田という名字も「黒田庄」に由来しているそうです。
2014年の大河ドラマでは姫路出生説を採用していましたが、黒田庄出生説の方が有力と言われています。
比較的、手軽に黒田庄和牛を食べれる場所といえば、道の駅 北はりまエコミュージアムです。
黒田庄和牛を使った「牛めし」を販売しています。ちょっとした贅沢が楽しめます。
神戸ビーフを支える黒田庄和牛。歴史を調べてみますと、機械化による農業の転換期が垣間見えますね。