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石龕寺(せきがんじ)の紅葉。兵庫県丹波市山南町

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 11月25日、丹波市山南町にあります石龕寺(せきがんじ)の紅葉を見に行きました。
 紅葉の色合いを見ると、秋が深まっているのを感じました。

 このお寺、西暦587年に聖徳太子によって創建されたお寺です。奥の院の石窟が石龕寺の由来になっています。
 足利尊氏とも深い縁のあるお寺で、尊氏と弟直義の争いだった観応の擾乱で、尊氏が敗北し、この地に逃げた際、世話になったお寺です。
 織田信長の丹波攻略の際、仁王門を除いて消失してしまいました。江戸時代に復興していく歴史があります。

 ところで石龕寺の「龕」という漢字。難しい漢字ですね。「合」と「龍」が合体した漢字になります。
 どんな漢字なのか調べるのに漢和辞典は便利です。漢和辞典を開いてみますと「龕」という漢字には、神体や仏像を安置する箱とか、寺の塔などの意味があります。
 「龍」と「合」の合成漢字ですが、元々は「龍」と「今」の合成漢字でした。古代中国語の「今」と同音異義語に「ふくむ」や「閉じ込める」という意味があります。そのため暴れる龍を閉じ込めるという事から、世の乱れを平定するとか、閉じ込めるという意味になりました。

 石龕寺を直訳しますと「石でつくった仏塔があるお寺」になりますね。まさに石窟に仏さんを安置したお寺ですね。
 昔の人は難しい漢字を上手に使いこなしていた事がわかりますね。漢字を知ると面白いですね。

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