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阪急梅田駅。新潟県のアンテナショップ「じょんのびにいがたが 」

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 この間の日曜日、阪急梅田駅(大阪府大阪市)の構内で、新潟県のアンテナショップ「じょんのびにいがたが」を発見しました。
 11/22(木)~12/17(月)の期間限定で開店している事がわかりました。
 新潟県は日本有数の米どころ。お米の販売や日本酒の販売、酒造の際の副産物の酒粕などが売っていました。
 「じょんのび」は、新潟の方言で「ゆったり」という意味です。私は体質上、日本酒は飲めないですが、ゆったりした気分で甘酒を飲んでみたいです。

 ひげの外国人の絵ですが、新潟で日本初のスキーを教えたレルヒという人物で、オーストリアの将校でした。
 彼は軍隊にもスキーの技術が必要だと説いていました。最初は「スキーは娯楽」と懐疑的に見られていましたが、ある日、軍隊が山岳演習の際、雪崩に巻き込まれた際、スキーが役に立った事から、スキーの有用性が認められました。
 レルヒが来日した際、日本陸軍が彼のスキー技術に注目しました。レルヒが来日する前、日本では小説「八甲田山死の彷徨」にもなった「八甲田雪中行軍遭難事件」があり、スキーの重要性を感じていました。

 色々、歴史はつながるものですね。

 関西人から見れば新潟県は遠い県という感覚があります。東京ですと上越新幹線で行けますが、関西からですと直接、新潟へ行くには飛行機しかありません。
 でも、関西財界の礎を築いた新潟県出身の方がいます。長岡出身の外山脩造です。
 初代・日銀大阪支店長、アサヒビールの設立、阪神電鉄初代社長などを歴任した人物です。

 関西財界といえば五代友厚が出てきますが、外山脩造も負けてはいません。外山脩造を知り、かつ、新潟のアンテナショップを見ますと、関西人にとって新潟が身近に感じます。

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