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イエスの生誕日は実は不明だった
昨日はクリスマスという事で、帰宅途中にありましたカトリック仁川教会の電飾を撮影しました。
12月25日といえば、イエス・キリストの生誕日と書きたい所ですが、実はそうではないようです。
以下の記事を見ますとハッとさせられます。
誰もキリストの誕生日を知らないのに、クリスマスが12月25日になった理由(堀井 憲一郎) | 現代新書 | 講談社(1/7)
大工の子供として生まれたイエス・キリスト。2000年前の話です。当時は紙はありませんでした。
王族や貴族の家に生まれたのであれば、石碑に刻まれている可能性がありますが、イエスは庶民の子供なので、記録する術がありません。
たとえ、木簡や木の皮で記述する術があっても、庶民が文字を書けたかという疑問も出てきます。
そのため12月25日にイエスが生まれた事を裏付ける資料がありません。そう考えますと、本当に12月25日はイエス・キリストの生誕日なのかという疑問がわいてきますね。
ところで、クリスマスは、キリスト教の預言者イエスキリストの生誕日として祝いますが、イスラム教の預言者ムハンマドの生誕日は聞いた事がないですね。
でも、調べてみますとムハンマドの生誕日は祝う預言者生誕祭がありました。イスラム教と馴染みがないだけに、単に日本ではあまり知られていないという事ですね。
ただ、グレゴリオ歴はカトリックのローマ教皇が制定した暦なので、預言者生誕祭はイスラム暦(ヒジュラ歴)に従った日付で行われます。
キリスト教もイスラム教も神は同じなのに、預言者が異なるだけで大きく変わってきますね。