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豆まきの「豆」の由来は「魔滅」

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 節分といえば、鬼を追い払う豆まきがあります。
 神戸市中央区にあります日蓮宗本寿寺を通りますと「魔滅満喜」(まめまき)という張り紙がありました。
 「お寺の駄洒落」という題名でブログを書こうと思いきや、これが豆まきの由来だとわかりました。
 「お寺の駄洒落」と書いていたら大恥をかく所でした。

 古来、日本では穀物が神が宿っていると言われ、魔の目に投げつけるということで、語呂合わせで魔目と、穀物の豆を結び付けました。
 その後、「魔目」が、鬼を退治する「魔滅」が転じたと言われています。
 最初に豆まきを行ったのは、一説には平安時代の宇多天皇の頃(約1100年前)と言われています。

 厄除けの作物といえば桃も挙げられます。古事記の黄泉の国からイザナギがイナザミをつれて帰る時の話に由来します。

 でも、桃を投げると潰れて食べれなくなりますが、豆ですと食べれます上、米や麦と違い、豆ですとまいた後も、拾い集めやすい大きさなので、平安時代の人は穀物を無駄にしない使い方をしていたようですね。

 ところで「魔滅満喜」(まめまき)という四字熟語。縁起が良いだけに、節分のピッタシですね。

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