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鬼のパンツは、なぜ虎皮なのか?

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 節分で登場します鬼。鬼のパンツは虎皮で描かれていますね。

 ふと思いました。「なんで鬼のパンツは虎皮なのか」
 調べてみますと、鬼門と呼ばれる方向が、丑(うし)と寅の方向の真ん中(東北の方角)でした。
 そのため鬼の頭には、牛を表す意味の角があり、虎を表す虎柄のパンツになったそうです。

 鬼のパンツといえば、童謡でお馴染みの「おにのパンツ」がありますね。丈夫で長持ちだという歌詞です。
 (JASRACのデータベースで、歌詞の著作権は残っています。歌詞を掲載するのにJASRACの許諾が必要なため、歌詞は載せていません)

 ところで「おにのパンツ」の曲は、イタリアの歌曲「フニクリ・フニクラ」の替え歌です。ご存知の方もおられると思います。
 でも、私は数年前まで知りませんでした。物心つく頃には、おにのパンツの替え歌がありましたので、替え歌とは知らずに長年過ごしていました。

 「フニクリ・フニクラ」は1880年にイタリアのヴェスヴィオ山を登る登山鉄道の宣伝歌として作られました。
 ヴェスヴィオ山といえば、ローマ帝国時代、大噴火を起こし、土石流がポンペイの街を飲み込んだので有名です。
 ちなみに登山鉄道は1944年の噴火で破壊されてしまい、今は残っていません。

 鬼の事を調べてみますと面白いですね。

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