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かやぶきの里・美山。京都府丹南市美山町
昨日、かやぶきの里・美山へ行きました。
茅葺屋根の家屋を見ますと、日本の原風景という感じがしました。
1993年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された場所です。
美山は、かつて西の鯖街道と呼ばれた場所で、荷物の中継地でした。
私は鯖街道が複数あった事を知らなかっただけに、それだけでも勉強になりました。
美山は雪が積もる場所なので、一面の銀世界の景色を見たかったのですが、残念ながら雪がだいぶ解けていました。
こればかりは天候次第なので、来年の楽しみにする事にしました。
散策していますと、中国語が聞こえてきます。何人かの人に声をかけてみますと「台湾から来ました」でした。
日本ですと、沖縄以外では雪が降りますが、台湾ですと標高3000m以上の山に登らないと雪を見る事ができません。
台湾人観光客の方が雪だるまを見ると記念撮影していたり、台湾人の子供達が雪で大はしゃぎしていました。
保護区になる前まで、茅葺屋根がよく残っていたと思いました。
茅葺屋根を維持するための費用が大変なようです。それだけに美山の方々が近代的な建物ではなく、茅葺屋根を維持してこられた事は凄いですね。