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水戸黄門。なぜ「黄門」なのか?

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 先日、嵐電(京福電鉄・嵐山線)で車輌のプレートを見ました。
 水戸黄門です。両側には助さん、角さんです。

 水戸黄門の本名は徳川光圀です。
 水戸は水戸藩の水戸ですが、黄門はどういう意味なのか。古代中国の唐の官位に「黄門侍郎」に由来します。皇帝の側近の役職でした。
 ところで日本では大納言、中納言の役職名がありますが、昔の日本では唐風の官職を使う事があり、中納言の事を「黄門」と呼ぶ事がありました。

 そのため水戸の中納言の言い方として「水戸黄門」となったというわけです。
 水戸藩主で中納言になった人物は、全て水戸黄門になります。7人いるようです。

 時代劇では、最後に印籠を見せますね。
 その時「副将軍」と紹介していますが、江戸幕府に副将軍という役職はありませんでした。
 水戸藩は、徳川御三家でも一番格下だったため、大きく見せるために、色々な表現を使っていたようです。

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