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日本映画発祥の地は京都。二条城撮影跡

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 3月9日、京都市内の二条城の近くに二条城跡の記念碑があるのを見つけました。

 記念碑には、1910年(明治43年)に横田商会が二条城の側に撮影所を開設したと書いていました。
 元々、横田商会は輸入映画を上映する映画会社でした。自社でも映画を製作しようとなり、京都に撮影所を設けたという経緯があります。

 横田商会は、大正時代に、吉沢商店、合資会社福宝堂、エム・パテー株式会社を統合し、現在の日活さん(日本活動写真株式会社)になりました。
 京都と映画といえば、太秦映画村がありますね。そちらは東映さんが運営しているテーマパークです。

 京都と映画史で調べてみますと、以下のサイトを発見しました。
 京都・映画スポット|ざ・京都は京都観光や祭り行事の情報満載のポータルサイトです。

 日本で最初に映画が上映されたのが明治30年で京都だったと書いています。驚きました。

 私は映画上映の最初の地は神戸と思っていましただけに、勉強になりました。
 神戸の映画上映ですが、映写機でスクリーンに映し出す形態ではなく、箱の中のフィルムを覗き見る方式でした。京都での映画上映の1年前です。
 神戸市:神戸を知る 映画記念碑
 
 当時、映画の事を「キネマ」と呼んでいました。当時の人は英米人の発音が「キネマ」に聞こえたのかもしれないですね。

 京都と映画史が深い結びつきがあるとは知りませんでしただけに、意外な京都の一面が見えて興味深いですね。

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