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織田信長を祀った建勲神社。京都市北区

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 3月9日、京都市内にあります建勲神社へ行きました。
 織田信長を祀っている神社は全国に3社ありますが、そのうちの1つになります。残り2社は山形県天童市、兵庫県丹波市にあります。

 でも、意外と歴史は浅く、明治時代にできた神社です。
 「日本が外国から侵略されなかったのは、織田信長のお陰」という理由からです。

 織田信長といえば「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」が有名ですが、実際の所、そういう人物ではなかったと言われています。
 部下が戦死すると涙を流して悲しんだとか、上杉謙信のような強い大名には、すごく低姿勢だったとかです。

 世界初の自由主義経済と言われています楽市楽座は、実は伊賀を治める六角が始めた事を真似したと言われています。
 そして長篠の戦の3段構えの鉄砲戦は、実際にはなかったという話です。

 よくあります誤解で「天下布武」の「天下」ですが、日本全土の意味ではなく、畿内(近畿圏内)という意味です。
 もし、全国という意味でしたら、上杉謙信を怒らせ、織田信長は潰されていたと言われています。

 上杉謙信の死後、強力な大名がいなくなったため、ようやく織田信長が「俺の時代だ」と思うようになったそうです。
 本能寺の変までの3年間ですが、その頃の行動ぶりが誇張され、よく言われます織田信長像になっているようです。

 本当の織田信長はどういう人物だったのか興味津々ですね。

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