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ソメイヨシノはクローン桜
関西では桜が満開です。よく見かけますのはソメイヨシノです。
先に花が咲き、花が散った後、葉が出てくるのが特徴です。山桜、里桜は花が咲くと同時に葉も出てきますね。
そのソメイヨシノ。江戸時代の末期に江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋で、「染井吉野」で売り出したのが発祥です。
ところでソメイヨシノは種を実らせない木です。子孫を残す力がない桜です。
そのためソメイヨシノを増やすには、枝を取って、それを接木にして増やしていく方法です。
同じ遺伝子のソメイヨシノが接木で増えていくので、クローンになります。
1996年にクローン羊・ドリーが誕生した際、大々的に報じられましたが、クローン技術は江戸時代からあり、クローン桜は身近な所にあったという事ですね。