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万世一系の日本の皇室。
万世一系とは1つの家系が永遠に続く事です。
日本の皇室は神武天皇以来、同じ家系でつながっていると言われています。
一度、万世一系が絶たれる危機がありました。応仁天皇には仁徳天皇と稚野毛二派皇子がいました。他にもいますが省略します。
仁徳天皇の血筋が武烈天皇(25第天皇)で途絶えてしまいました。途絶えた原因は、武烈天皇が暴君で残虐な人物で、皇位継承者になりそうな兄弟や近い親戚を殺したり、女性不信だったため、子供を残さなかったと言われています。
朝廷では、万世一系を守るため、親戚を探して、なんとか見つけました。それが継体天皇(第26代天皇)です。
継体天皇は応仁天皇の5世後の子孫です。武烈天皇から見ますと、10親等離れています。遠い親戚だったわけです。
歴代の天皇を見ますと、必ずしも直系ではありません。しかし直系が絶えても分家が天皇になっていました。そのため万世一系が保たれています。
江戸時代、中御門天皇の直系が絶えたため、分家から光格天皇が誕生しました。今の天皇陛下は、光格天皇の直系に当たります。
神武天皇をはじめとする最初の頃の天皇は、神話なのか史実なのかがわからない所があります。
ただ、歴史的に明らかな部分だけを見ても、日本の皇室は1500年以上の歴史を持ち、世界でダントツで古い皇室・王室になります。
日本の皇室の凄さを感じますね。