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平地にあるのに山門。昆陽寺。兵庫県伊丹市

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 5月12日、伊丹市内の西国街道近くに昆陽寺の山門があります。平地なのに山門です。
 昔、お寺は山にありました。そのため、お寺につける称号を「山号」と言います。比叡山(延暦寺)という山の名前の事です。
 山にお寺があった名残から、お寺の門を「山門」と言います上、平地のお寺なのに山号があったりします。

 ところで、この昆陽寺の歴史は古く、奈良の大仏建立の陣頭指揮を行った行基が開祖です。

 昆陽寺ですが、戦国時代、織田信長の兵によって消失したと言われています。
 そして山門は江戸中期に再建されたもので、県の文化財になっています。

 そして昆陽寺の山号は崑崙山(こんろんさん)です。中国の黄河上流にある伝説の山の名前です。

 ちょっとした疑問から、色々な事を知る事ができますね。

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