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板門店の話

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 6月30日、トランプ大統領と金正恩委員長が板門店で電撃会談。驚きましたですね。
 板門店といえば、だいぶ昔、板門店ツアーに参加した事があります。

 ツアーには日本語と英語のガイドさんがいました。
 バスで軍事境界線に近づいてきた時でした。
 ガイドさんが「右手に見えますのは地雷畑です。左手に見えますのは戦車止めです」と案内しました。
 当時、南北が非常に緊張していたため、生々しい現実を感じたのを覚えています。

 軍事境界線の施設の入口で、誓約書を書かされました。
「いかなる事態が起こっても、米国軍、韓国軍、国連軍は責任を負わない」という内容でした。
 南北が融和の時期なら怖くないですが、かなり緊張していた時期だったため、そこでも生々しい現実を感じました。
 少し前、自宅の片付けをしていますと、その時の誓約書が出てきましたので、写真を掲載します。

 南北会談が行われます会議場の真ん中に軍事境界線があり、その部分だけ見学者は北朝鮮側に入る事ができます。

 今はどうか、わかりませんが、当時は板門店ツアーに参加する際、スニーカーやジーパンは厳禁でした。
 アメリカ文化の服装する事によって、北朝鮮に「南はアメリカの植民地になっている」という口実にされる恐れがあるためでした。

 ところで、私がツアーに参加したときは、北朝鮮の兵士を見る事はできませんでした。
 ガイドさんは「北朝鮮の兵士は男性なので、ツアー客に女性がいる時は、見学客を見に来る」でした。
 本当なのか冗談なのかはわかりませんが、人間味を感じました。

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