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中学校で習う数学がパラボラアンテナの基本だった話

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 中学校の数学で放物線(図)と、その方程式 を習いました。

 放物線の式でグラフに描いたりしましたが、何の役に立つのかわからず、グラスを描いて数式を触るだけだったため退屈な作業だった思い出があります。

 このグラフですが実は役に立っています。パラボラアンテナに使われているからです。
 
 放物線を反射鏡とします。放物線の軸に平行に光や電波が入ってきますと、放物面に反射して1点に集中します。
 この集中する点の事を焦点と言います。この技術を使う事で、電波を1ヶ所に集まる事ができるため、弱い電波でも拾いやすくなります。

 ここでは省略しますが、放物線の軸に平行に入ってきた光や電波が放物面に反射して1点に集まる理由は、高校の数学で証明できます。

 学校は夏休みに入りました。中学生のお子さんがいらっしゃる方がいましたら、この話を使ってみてはいかがでしょうか。

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