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4階がない。華僑が経営するホテル。インドネシア。

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 夏季休暇中、インドネシアを旅行しました。
 インドネシアには華僑がいて、人口の3%と言われていますが、インドネシアを旅行で華僑の存在を見る事はなかなかありません。

 スマランで宿泊したホテルのエレベーターを見て驚きました。4階がありませんでした。
 もしかして華僑が経営しているホテルではないかと思いました。日本と同様、中国でも「4」と「死」を連想するため忌み嫌われているためです。
 そこでフロントで4階がない理由を聞いてみますと、フロントの人は「中国では4は死を意味するから」でした。
 そしてホテルの壁には、パンダが笹を食べている絵がありました。おそらく華僑が経営していると推測できます。

 次の旅行先のスラバヤでも同様に4階がありませんでした。ここも華僑が経営しているではないかと思いました。
 ホテルの名前は「HOTEL 88」でした。勝手な推測ですが、中国では「8」という数字は縁起の良い数字として好まれます。
 2008年の北京五輪の時も、開幕式を縁起の良い数字にするため、8月8日にしました。
 ホテルの名前にあります「88」も縁起を担いだのではないかと考えられます。

 ところでインドネシア経済は、華僑が握っていると言われています。
 実際、どれくらい華僑がインドネシア経済に寄与しているのかは、わかりません。
 ただ、ホテルを通して、華僑の姿を垣間見る事ができました。

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