夏季休暇中、インドネシアを旅行しました。
　独立記念日間近だったため、各地で国旗や国旗の色(赤・白)の横断幕や、独立74周年の文字をよく見ました。
　中には74周年という事で、74%割引のセールを行っているお店もありました。

　スラバヤの町へ行った時でした。スラバヤは独立戦争の際、戦場になった場所で、宗主国だったオランダだけでなく、イギリスとも戦いました。
　そのためかわかりませんが、イギリス資本のHSBC(香港上海銀行)の前を通りましたら、インドネシアに恭順の姿勢を見せているのか、インドネシアの国旗や赤白の横断幕を掲げていました。

　「インドネシア」の名称ですが、オランダ統治時代、「オランダ領東インド」でした。インドの東なので、東インドという名称がついたようです。
　その後、イギリス人が、東南アジアの諸島を現す言葉として、「インド」にギリシャ語の「島」の複数形をくっつけた「インドネシア」という造語ができました。
　それが国名になりました。独立戦争でイギリスと戦ったが、国名はイギリス人の造語。ちょっと不思議ですね。