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インドネシア列車の旅。
夏季休暇でインドネシアに旅行しました際、列車で移動しました。
スラバヤからマランへの移動で、所要時間は2時間でした。1等車で運賃は600円でした。2等車よりも150円高かったのですが、贅沢な気分を味わう事にしました。
インドネシアの鉄道ですが、中距離、長距離列車の場合、切符購入時にパスポートの提示が求められます。
私は駅で切符を購入しましたが、ネットでも切符は購入できます。外国人に便利なのは英語版があります上、カード決済ができますので、旅行前に切符を押えることも可能です。
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インドネシア国内の移動ですが、鉄道以外に高速バスがあります。
高速バスは便数が多く便利な反面、バスターミナルが市街地から離れた場所にあり不便です。便数が少なくても、市街地に駅があります鉄道の方が便利な場合があります。スラバヤの場合、市街地からタクシーで30分の場所だったため、迷わず、鉄道を選びました。
インドネシアの鉄道は時間に正確と言われています。私が乗った時も正確に運行していました。そのため時間を読む事ができます。
列車に乗りました。1等車なので席が広いだけでなく、各席に枕が置いていました。冷房完備なので快適に過ごせます。
車窓を眺めてみます。踏み切りを通った時でした。
日本でしたら安全のため遮断機の中に入る事はしませんが、インドネシアの場合、遮断機の中に入って列車が通り過ぎるのを待つ人がいました。
ただ、線路内に人が歩いている姿は見ませんでした。
田園風景の中を走る列車。日本と同様、主食が米なので稲作が盛んでした。
ただ、日本と違い、常夏の国なので、収穫間近の水田があれば、田植えしたばかりの水田もありました。日本では見る事ができない光景でした。
駅には駅名の看板の所に標高が書いていました。
目的地のマランに到着した際、車内販売員の2人の女性の写真を撮影しました。笑顔で応じてくれました。
片方の女性はブルカを被っていますが、もう片方の女性は被っていません。
イスラム教の戒律が緩く、宗教の多様性を重んじるインドネシア。イスラム教徒でもブルカを被っていない女性はいますし、キリスト教徒かもしれません。
多様性を重んじる文化が根付いているためか、販売員の制服もブルカの有無の対応ができていました。制服からインドネシアの多様性を垣間見る事ができました。