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赤松則村が築いた落ちない白旗城。兵庫県赤穂郡上郡町

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 8月30日、赤松則村ゆかりの地・上郡町を散策しました。
 その赤松則村が築城したとされる白旗城跡があります。山城です。
 現在も地上から城跡がわかります。山の部分に切れ目が入った所が本丸と言われている場所です。
 ただ城跡を見学するには標高440mの山を登る必要がありますので、今回は時間がなく断念しました。

 近くの智頭急行の河野原円心駅には「落ちない城 白旗城」という登りと横断縛がありました。
 落ちない城。建武の新政の後、足利尊氏や赤松則村が後醍醐天皇に反旗を翻した際、戦場になりました。
 新田義貞の兵6万に対して、赤松則村は僅か2千。30倍の兵力の差がありながら落城する事なく持ちこたえました。

 もし、この城が新田義貞によって落城していたら、足利尊氏が室町幕府を開く事ができなかったかもしれません。
 建武の新政が続いていたかもしれませんし、後醍醐天皇に不満を持つ武将の中から、第二の足利尊氏が登場し、別の幕府ができたかもしれません。
 そう考えますと歴史の分かれ目になった白旗城。どんな城だったのか知りたくなりますね。

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