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乙仲通りを散策。兵庫県神戸市中央区

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 先日、神戸・メリケンパークに近い乙仲通りを散策しました。

 「乙仲」とは「海運貨物取扱業者」の略称です。
 「乙仲」の名称は戦前の昭和14年(1939年)の法律「海運組合法」に由来します。戦時体制に伴う統制経済が始まった頃です。
 定期的に運ばれる船貨物の取次を行う「乙種仲立業」と定めたため、「乙仲」と呼ばれるようになりました。
 戦後、海運組合法は廃止になりましたが、その時の名残りで、海運貨物取扱業者の事を「乙仲」と呼ぶようになりました。

 乙仲通りの由来ですが、1939年の海運組合法の成立に伴い、海岸線沿いの筋に海運貨物取扱業者が集まられました。
 そのため、この筋の事を「乙仲通り」と呼ばれるようになりました。
 国際貿易都市・神戸でしたので、多くの海運貨物取扱業者が集まったと考えられます。

 散策していますと、昭和の雰囲気がありますビルが立ち並んでいます。
 そのビルや建物の中は、お洒落なレストランやブティックなどがあり、神戸らしいお洒落な雰囲気を出しています。

 昔と今が混在する場所ですね。

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