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東急電鉄のビジネスモデルは、阪急電鉄・小林一三の直伝のモデル
10月27日、TBS系の番組「がっちりマンデー」で東急電鉄を取り上げていました。
関東No.1イケてる私鉄「東急」登場!(がっちりマンデー)
都心の近くに緑豊かな田園都市を作り鉄道で結ぶ。まさに阪急電鉄の小林一三が考案したビジネスモデルです。
しかし、小林一三のパクリではありません。小林一三の直伝です。
東急電鉄の事実上の創業者の五島慶太がいました。その五島慶太の師匠が小林一三でした。
そして小林一三は東急の役員として経営に参画していました。そのため小林一三直伝のビジネスモデルといっても過言ではありません。
ところで東急は「東京急行」の略です。深読みかもしれませんが、阪急の影響を受けている可能性があります。
阪急電鉄の名称ですが、開通当初は箕面有馬電気軌道でした。宝塚線と箕面線のみでした。
神戸線開通と共に、競合の阪神電鉄と対抗するため、高速化をはかり、「阪神急行」の略として「阪急」になりました。
その後、阪急が設立した鉄道会社(子会社)の名称には「急行」がつきます。北大阪急行、北神急行です。
阪急という名称ができた後に、東京急行(東急)という名称が出来ました。何か関係があっても不思議ではないですね。
ところで小林一三は山梨県韮崎市出身です。
大阪へ来て、路線が敷設する前に倒産寸前だった阪急(当時は箕面有馬電気軌道)を、なんとか開通にこぎつけました上、大きく発展させました。
関西で成功したビジネスモデルを関東でも適用した形です。関西と関東がお互い協力している感じがします。
ちなみに五島慶太の旧姓は小林です。親戚関係ではなかったので、単なる偶然ですが、不思議な縁を感じますね。