先日、姫路城の前を通りました。真っ白な天守閣。
　別名・白鷺城と呼ばれています。姫路市内のマンホール、消化栓を見ますと、白鷺の絵が描かれています。
　白鷺が飛び立つ姿に似ている説や、周囲に白鷺が住んでいた説などがあります。
　
　姫路城の近くに、かんべいくん、しろまるひめのゆるキャラの看板がありました。
　播磨が生んだ英雄・黒田官兵衛と姫路城です。黒田官兵衛が築城したと思いそうですが、実際に、現在の姫路城を築城したのは池田輝政です。

　ところで姫路城の起源は1333年の赤松円心まで遡ります。姫路に砦を作ったのが始まりです。
　赤松円心は、足利幕府設立に貢献し、論功行賞で播磨守護になった人物です。

　その後、西国への通じる要所として注目され、豊臣秀吉も重視しました。
　2014年の大河ドラマ「軍師・官兵衛」でも、黒田官兵衛が秀吉の求めに応じて姫路城を明け渡す様子が描かれていましたですね。

　ところで「姫路」の名前の由来ですが、美しい姫がいたと思われそうですが、そうではありません。
　古代、蚕の事を蚕子(ひめこ)と呼んでいました。恐らく養蚕が盛んだったと思われます。
　それがいつしか「姫路」になりました。姫路と東京を結ぶ高速バス「プリンセスロード号」があります。
　でも、正しく表記しましたら「シルクロード号」になりますね。

　姫路城公式サイト(姫路市役所)