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大三元、四喜和。麻雀ではなく科挙の話
題名には麻雀の役を書きましたが、この役の名前は、中国の官僚登用試験の科挙に由来します。
科挙は3段階の試験がありました。1次試験、2次試験、3次試験です。
いずれの試験も首席だった超秀才の事を、大三元と呼んでいました。
麻雀ですと「白・發・中」が3個つづ揃っている役ですね。
四喜和は、4つの喜びに由来します。
古代・中世の中国での4つの喜びは「雨の恵み、友人との再会、新婚初夜、科挙合格」です。科挙が出てきますね。
麻雀ですと「東・南・西・北」が3個づつ揃っている役ですね。上がり方によっては四暗刻も成立し、ダブル役満ですね。
古代中国の人物に由来する役もあります。国士無双です。
漢王朝を創始者・劉邦の部下だった韓信です。他に代わる人材がいない事から「国士無双」と呼ばれました。
麻雀から中国史が垣間見えますね。
麻雀に関します話だけに、この話を初めて聞きますとポン、ポンと手を叩いて「チーとも知らなかった」と言いそうですね。