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大津京よりも古い時代、大津は首都だった。滋賀県大津市坂本の伝承

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 11月23日、大津市坂本を散策していましたら、高穴穂神社を発見しました。
 日吉神社周辺の観光地から外れた所にあります小さな神社です。

 神社の看板に書かれています伝承では、第12代・景行天皇、13代・政務天皇、14代・仲哀天皇の宮殿(高穴穂宮)となっていました。
 観光地周辺から離れています上、小さな神社なので、気にも留めずに通り過ぎそうになりましたが、凄い伝説の神社ですね。

 もちろん伝承な上、この時代の天皇は実在したかどうかが謎につつまれていますため、確定ではありません。
 しかし、もし伝承が事実でしたら、天智天皇の大津京(667年~672年)よりも、さらに昔に大津が首都だった時期があった事になります。

 当時に日本の状況はわかりません。
 天智天皇が大津遷都した時は、白村江の戦いで日本が惨敗し、海外からの迫り来る恐怖に対して、国防のため首都を内陸の大津にしたとされています。
 もしかしますと、景行天皇、政務天皇、仲哀天皇の時代も、国際情勢の影響で、首都を大津に置いたのかもしれないですね。

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