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播州針。釣り針生産日本一の兵庫県加東周辺(加東市、小野市、西脇市)

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 12月1日、加東市東条町を散策していますと兵庫県釣針協同組合さんの建物や播州針の工場を見る事ができます。
 釣り針の90%が加東周辺(加東市、小野市、西脇市)で生産されています。

 加東周辺に釣り針技術が伝わったのは諸説あるよですが、江戸時代末期に、庄屋の小寺彦兵衛が土佐から釣り針の製造技術を持ち帰ったとされています。
 小寺彦兵衛は庄屋だったため、それなりの田畑を所有し財産もありましたが、釣り針造りにのめりこみ、技術習得のため各地へ赴いたため、旅費や生活費の捻出のため、田畑を売り尽くしたようです。
 小寺彦兵衛は身につけた技術を惜しげもなく公開し、弟子を育てたりしました。そして今の播州針の生産拠点の礎を築きました。凄い人ですね。

 東条湖の畔にあります「みずうみの水族館 アクア東条」には、釣り針で作った人の模型があります。リアルですね。

 加東市の隣には、金物が地場産業の小野市と三木市があります。釣り針と何らかの関係がありそうですね。

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