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歯が悪いから討ち取られた明智光秀の家臣。白山大神。兵庫県西宮市

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 1月13日、西宮市にあります岡太神社を通りました。その中にあります白山大神。
 この白山宮には明智光秀の家臣・四王天政孝の歯にまつわる話があります。

 明智光秀が本能寺の変を起こした後、豊臣秀吉が中国大返しを行い、京の都へ駆けつけました。
 その際、この近くの鳴尾の三軒屋で秀吉軍と衝突。
 四王天政孝は歯でくわえた刀で秀吉を討ち取ろうとしましたが、歯が悪く、歯が欠けてしまったため刀が落ちてしまいました。
 その隙に、加藤清正に討ち取られました。四王天政孝は「無念だ。歯の悪い人を治してやろう」と言い残し息絶えました。
 白山大神は歯の神ではなかったのですが、その後、白山と歯瘡(はさん)が結びついて、歯の神になりました。

 ところで歯が悪くて討ち取られた話は、あくまでも伝承です。創作の可能性も高いです。
 四王天政孝は京都の山崎で討ち死にしたと言われています。そのため真相は謎です。

 ところで今年の大河ドラマは明智光秀です。そのためドラマの最後の方で、歯の話が出てくるかもしれないと考えますと、放送前から楽しみですね。

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