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災害を猪(シシ)で静止(シシ)。岡太神社。兵庫県西宮市
1月17日は阪神大震災があった日です。当時、被災地に住んでいました私は、倒壊した家屋などを目の当たりにし絶句した記憶があります。
昨今の災害を見ましても、科学が進歩して予知を行おうとしても、災害を事前に予知するのは難しい事が感じられます。
ところで科学が発達していなかった時代は、災害神仏に祈るしかありませんでした。
岡太神社では古来、高潮や洪水など未然に防ぎ、五穀豊穣を願うための災害静止の神事が行われていました。
この時、静止(シシ)と猪(シシ)を結び付けて、猪が神の使いされるようになりました。この写真の猪は昭和60年に設置されたものです。
現在でも測定機器やデータ解析するスーパーコンピューターが進歩しても、それをあざ笑うかのように予期できない自然災害が起こっています。
当たり前にように送っています平穏な暮らしが、いかにありがたいかを感じますね。