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NHKの印象操作? 脱サラ証券マンがハリウッドのCGアーティスト
先日、NHKの番組・逆転人生「スター・ウォーズのCGを手がけた脱サラ証券マン」を見ました。
番組では、証券マンの成田昌隆さんが脱サラして、CGアーティストになり、スターウォーズのCGに手がけるようになった物語です。
凄いと驚きながらも違和感を覚えました。CGを制作するには高度な数学が要求されます。
そこで成田さんの経歴を調べてみましたら、名古屋大学工学部出身でNECに入社して技術者になり、その後、証券会社に転職でした。
ITの知識が買われ、シリコンバレーに駐在したそうです。
番組の印象では、文系の証券マンが知識がゼロから独学でCGの勉強を開始し、頂点まで登りつめたという感じでした。
しかし、実際には、証券マンになる前から、ITや数学の知識はバッチリというわけです。
成田さんの工学の知識、数学の知識、証券の知識。子供と接する時間を増やすために始めたプラモデルが、全米プラモデルで優勝。証券マンとしてニューヨーク所長まで務めた方。凄すぎるとしか言いようがない上、ハリウッドのCGアーティストに登りつめる。
物凄い才能な上、物凄い努力の結果、世界の頂点のCGアーティストという物凄い人になれる。凄すぎて、表現する形容詞が見つかりませんね。
なぜ、NHKの印象操作みたいな事をしたのかは、わかりません。
でも、日本人がハリウッドの映画製作で、大活躍している事を知りますと、日本人として誇りに思いますし、スターウォーズの最新作を見るのが、より楽しみになりますね。