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車折神社。芸能人の信仰を集める神社。京都市右京区

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 2月11日、太秦映画村に近い車折(くるまざき)神社へ行きました。
 名前の由来は、この神社の前を通った後嵯峨天皇の牛車の轅(ながえ)が折れた事に由来します。
 轅(ながえ)は、前方に長く伸びた2本の棒の事です。折れると牛は車を引けなくなりますね。
 後嵯峨天皇といえば、南北朝の対立の原因を生んだ天皇ですが、後日(2月20日)のブログで紹介しますので、今回は省略します。

 この神社の祭神は平安時代後期の学者・清原頼業です。
 清原一族の中には清少納言がいます。清少納言は「清原少納言の娘」という意味です。清少納言の社もありました。

 ところで芸能人の信仰を集めている神社でもあります。
 太秦映画村に近い事もあります上、日本最初の芸能人ならぬ芸能神・天宇受売命(アメノウズメノミコト)を祀っているためです。
 天照大神が引きこもりで、洞穴の中に隠れてしまったため、天照大神が外に出てくるように、天宇受売命がストリップをしました。天の岩戸伝説です。
 現在では芸能の神として祭られています。

 朱色の玉垣をみますと、芸能人の名前が載っています。
 南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太さんのお名前がありました。
 芸能人ではありませんが、女子レスリングで金メダリストの吉田沙保里さんのお名前もありました。

 違う玉垣には、時代劇・水戸黄門で、助さん、ご老公の役をしました里見幸太郎さん。高嶋政伸さんがあったり、他にも多くの芸能人の方々の名前がありました。

 映画村のある太秦の地の神社ならではですね。

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