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御影石の名前の由来の地。兵庫県神戸市東灘区。

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 御影石といえば、墓石や石垣を連想する方も多いと思います。御影石は花崗岩の事です。今日は御影石の名前の由来を紹介します。

 神功皇后が、この地にありました澤の井の水面を鏡にして化粧をした事から、御影という名前がつけられました。1800年前の伝説です。
 神戸市東灘区のすぐ北側は六甲山系が連なっています。六甲山系は花崗岩でできた山です。
 御影の地で採れる花崗岩という事で御影石と名づけられました。

 写真は御影の名前の由来の説明です。6年前に撮影しましたもので、阪急電鉄・御影駅の近くにあります、

 花崗岩は見た目が綺麗な上、頑丈な事から、墓石や石垣だけでなく、キッチントップに使われる場合もあります。
 そして六甲山系という花崗岩の山々のお陰で、有名な歌謡曲「青い山脈」ができました。青い山脈は六甲山系と言われています。

 ところで、最近、花崗岩がコロナウイルスに効果があるというデマが流れています。実際には効果は全くありません。
 本当にコロナウイルスに効果があれば、六甲山系に住んでいる方々はコロナウイルスに感染しないという事になります。
 花崗岩がコロナウイルスに効果があるというデマを信じて、石材所で墓石を買って、墓石を抱いて寝る。落語みたいな話になりそうですね。

 デマに踊らされず、冷静に過ごしたいですね。

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