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アメリカの共和党の結党の目的は奴隷制度廃止だった話

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 7月4日はアメリカの独立記念日です。そして今年11月にアメリカの大統領選挙が行われます。
 今日は7月6日のため、これらの話題と全く関係がありませんが、アメリカネタを書く事にしました。

 アメリカの共和党ですが、保守的でアメリカ南部の伝統を汲んだ政党の印象を持ちます。
 その一方で民主党は進歩的で、かつ差別には反対の政党の印象を持ちます。

 ところでアメリカ史を見ますと1854年に共和党の結党されました。奴隷制度廃止という1点でした。
 その後、共和党は革新政党として歩みはじめました。
 反対に、当時の民主党は奴隷制度賛成でした。保守的な政党でした。

 そして共和党の初代大統領はリンカーンでした。
 以前のブログでも紹介しましたが、リンカーンは相当な差別主義者でした。しかし選挙に当選するため、そして奴隷禁止を謳っていた大英帝国を味方につけるため、奴隷制度廃止を訴え、大統領になりました。
 その後、奴隷制度は廃止になりましたが、公民権運動が起こるまで黒人搾取の構造は変わりませんでした。そのため共和党は奴隷制度廃止を目的にしていましたが、黒人の権利向上については関心がなかったかもしれないですね。
 そして19世紀から20世紀初頭にかけて、アメリカが経済力を伸ばしていったのは、低賃金で黒人をコキ使ったためでした。

 アメリカの歴史を少しのぞいただけで、今とは違った感じがしますだけに、歴史を垣間見るのは面白いですね。

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