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中国語で見る「THAAD」の音訳。意外な事実が。
2016年7月8日は、在韓米軍にTHAADミサイルが配備された日です。
国際政治や軍事の素人の私が、朝鮮半島情勢や軍事技術の話を書いても、評論家の受け売りになりますので、横道それた話を書く事にします。
「THAAD」は「Terminal High Altitude Area Defense missile」(終末高高度防衛ミサイル)の略です。
日本語訳を見ても、すぐに意味がわかる内容ではないですね。
調べてみましたら「敵の弾道ミサイルが大気圏再突入した際に、それを迎撃するミサイル」という意味です。
ところで「THAAD」の中国語は「薩徳」です。音訳(当て字)です。
ただ、この音訳に注目しますと面白い事が見えてきます。
フランス革命時の小説家・マルキ・ド・サドや、サディストの事を中国語で「薩徳」と書きます。これも音訳(当て字)です。
「THAAD」の音訳と「サド」の音訳が一致したのは、ただの偶然の一致なのか、意図的な一致なのかはわかりません。
もし、後者と考えますと、中国から見た「THAAD」の位置づけが見えてきます。
ちょっと違った視点でブログを書いたと思いきや、何気なく「サディスト 薩徳」で検索しますと海上自衛隊幹部学校のコラムが出てきました。
防衛駐在官の見た中国(その30) -THAADの韓国配備-(海上自衛隊幹部学校)
同じ事が書いていました。素人の私の見方ですが、専門家の見方と一致しましたので、的外れな事を書かないで済んだと安心しました。