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アメリカ南北戦争の南部連合軍・司令官のリー将軍。奴隷制度には反対だった話。

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 アメリカ南北戦争。奴隷制反対の北部と、奴隷制賛成の南部との戦いと言われています。
 ところで南部連合の司令官・リー将軍ですが、奴隷制度反対の立場でした。

 リー将軍は、アメリカ・メキシコ戦争で武勲をたてた英雄で、しかも人格者でした。そして奴隷制度には反対でした。
 なぜリー将軍は南部についたのか。南部出身の郷土愛者だったためです。故郷を守る。その気持ちでした。
 南北戦争が始まりました。北部に比べると貧弱な南部連合の部隊でしたが、その部隊を率いて、北部に負けないぐらいの戦いを行いました。
 そして敗北後は「敗北の責任は私にある」と、武士道顔負けの潔さと男気がありました。

 「奴隷制度に反対だった」という事を知らないと、リー将軍は奴隷制度賛成の象徴という誤解をしてしまいそうですね。

 アメリカ情勢について素人の私なので、踏み込んだ話は書けません。
 しかし、奴隷制度反対だったリー将軍が南部連合の司令官になった事を考えますと、南北戦争は奴隷制度の賛否だけでは説明ができないため、アメリカの歴史をじっくり学ばないと、物事を見誤ってしまう危険性を感じますね。

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