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野口聡一さん再び宇宙へ。野口さんと聖徳太子ゆかりの地・兵庫県揖保郡太子町。

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 宇宙飛行士・野口聡一さんを乗せたアメリカのスペースX社の宇宙船「クルードラゴン」が打ち上げられました。
 宇宙への旅。一度は行ってみたいですね。

 ところで野口聡一さんは子供の頃、聖徳太子のゆかりの地・兵庫県揖保郡太子町に住んでいました。
 太子町には聖徳太子が建立したとされる斑鳩寺があります。聖徳太子は推古天皇にお経(勝鬘経)の講義を行い、推古天皇は感激しました。
 そして聖徳太子に対して、今の太子町の水田を差し上げました。聖徳太子は、この地に伽藍を建てました。これが斑鳩寺です。
 そして斑鳩寺周辺の荘園の事を「鵤莊」(いかるがしょう)と名づけました。

 「鵤」は「角」と「鳥」という合成漢字です。日本で作られた漢字(国字)になります。
 国字といえば、魚の名前が多く「鯖」や「鰯」が典型例です。背が青い魚なので「鯖」。弱い魚で「鰯」といった漢字です。
 「斑鳩・鵤」は、元々、イカルという鳥の事ですが、イカルに角があるわけではありません。
 なぜ、この漢字が誕生したのかは、わかりません、何か理由があるかもしれないですね。

 ところで宇宙飛行士は頭脳明晰、体力抜群という何事も超越した人しかなれません。
 そのため野口さんの登場は、聖徳太子の再来といったところでしょうか。

 現在、野口さんは太子町の名誉町民です。
 2014年に太子町立・歴史博物館へ行きましたら、野口さんのポスターがありました。

 そして2020年11月17日の打ち上げの際、JAXAによります打ち上げライブを、野口さんの母校の斑鳩小学校の6年生が見とどめました。
 そして野口さんの、もう1つの母校の浜須賀小学校(神奈川県茅ケ崎市)との交流が行われました。
 野口宇宙飛行士を応援しよう!(兵庫県の太子町のサイト)

 野口さんの存在は、夢を与えるだけでなく、地域の交流にも大きく貢献されていますね。

 写真は2014年7月に太子町立・歴史資料館と、その近くにあります鵤の交差点で撮影しました。

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