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伊和神社。大国主命が仕事を終えた場所。兵庫県宍粟市一宮町
11月22日、兵庫県宍粟市一宮町にあります伊和神社へ行きました。
古事記には大国主命(別名:大己貴神)の国造りの事業が書かれています。
神社の由緒書きには、大国主命が国造りの最後の事業に行い、完成させ「おわった」と宣言したのが、伊和神社があります伊和里の地となっています。
古事記・日本書紀には大国主命の国造りの最終場所が播磨とは書かれていません上、、手元に播磨風土記の現代語訳がありません。
そのため神社の伝承なのか、風土記の記述なのかはわかりません。
大国主命の別名は大己貴神です。古事記では大国主命、日本書紀には大己貴神となっています。ややこしいですね。
創建は古く第13代・成務天皇の時代とも、第29代・欽明天皇の時代とも言われています。
昨日のブログで紹介しました與位神社も、創建は古く第13代・成務天皇の時代とも、第29代・欽明天皇の時代とも言われています。
與位神社は元々は伊和神社の末社だったため、同じ時に創建されました。そのため2つの神社とも創建は成務天皇の時代とも欽明天皇の時代とも言われています。
成務天皇、欽明天皇については昨日のブログに書きました。
境内を歩きますと、拝殿前の狛犬がマスクをしていました。今のご時勢を感じますね。
本殿には鶴の像がありました。伊和神社と鶴とは関係があります。
神社の由緒書きには、神社創建の際、多くの鶴が群生していました。その中でも2羽の大きな鶴が石の上で北向きに寝ていたため、本殿を北向きに建てたという事です。その石は本殿の裏にありました。
道を挟んで道の駅・播磨いちのみやがあります。
地元・宍粟の特産品などが販売されています。宍粟市山崎町の特産品として藍染がありましたのは知りませんでした。
神社で参拝しながら、道の駅で、宍粟を満喫できますね。