12月13日、京都にあります三十三間堂の近くの路地で「池田屋事件。もうひとつの舞台裏」の碑を発見しました。

　説明書きの看板を見ますと、この付近に坂本龍馬が住んでいて、妻となるお龍(楢崎龍)と出会った場所でした。馴れ初めの場所だったんですね。
　そして池田屋事件が起こった際、ここにも役人が踏み込んできましたが坂本龍馬は不在でした。命拾いですね。
　その場にいました、お龍の母親・貞と妹の君江は連行されましたが、すぐに釈放されました。

　ところで江戸時代、この辺りは方広寺があり、三十三間堂も方広寺の境内でした。
　方広寺といえば、豊臣秀吉が奈良の大仏に負けない大仏を建立しました上、徳川家康が豊臣方にイチャモンをつけた「国家安康の鐘」があったお寺です。
　この話については方広寺へ行きました時に紹介したいと思います。

　ガイドブックに載っています寺社見学も楽しいですが、ガイドブックに載っていない路地裏散策の碑を発見するのも楽しいですね。