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灘の酒がおいしいのは六甲山系のお陰。山田錦ミュージアム

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 3月27日、兵庫県三木市にあります、山田錦の里・山田錦ミュージアムへ行きました。
 三木市は山田錦の生産量・日本一を誇る所で、日本一の看板がありました。
 山田錦は兵庫県多可郡多可町で発見され、現在では多可町をはじめとします北播地域の三木市、小野市、加東市、加西市、西脇市で栽培されています。

 山田錦ミュージアムの展示を見ました。
 意外な事を知りました。六甲山系のお陰で良質の山田錦が栽培できる事です。
 ミュージアムの説明書きには「温かい南風を遮断する事で、昼夜の温度差を大きくし、稲の実りが良くなる」と書いていました。
 灘の酒造メーカの白鶴さんのサイトにも説明が書いていました。山田錦について|白鶴 山田錦|白鶴酒造株式会社

 灘(西宮の今津から神戸市灘区までの海岸線沿い)に酒造メーカーが多いのは、冬に六甲山系から吹き降ろされます「六甲おろし」によって蒸した酒造米を一気に冷やすためです。この事は知っていましたが、六甲山系が山田錦の栽培に影響していましたのは知りませんでした。

 施設内を散策していますと、山田錦を餌にして育ったウナギの販売や、食堂ではうな重がありました。
 値段が高いので手はでませんでしたが、食べてみたいと思いました。

 ミュージアムには、ゆかたんという温泉などが併設されています。お酒好きなら温泉に浸かった後、日本酒といった所でしょう。
 私事で恐縮ですが、体質の関係で日本酒が飲めないため、山田錦や灘の酒について熱く語る事ができません。
 そのため飲んべい旅行記という題名でのブログが書けないのが残念です。

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