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敬老の日の設定。兵庫県多可郡多可町八千代区

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 1966年6月25日は「国民の祝日に関する法律」の改正により敬老の日が新設されました。
 当初は9月15日が敬老の日でしたが、2003年の法改正で9月第3月曜日になりました。

 ところで敬老の日の発祥の地は、兵庫県多可郡野間谷村(現:兵庫県多可郡多可町八千代区)です。
 1947年9月15日、当時の村長・門脇政夫が、55歳以上の村人を招いて敬老会を開いたのが始まりです。
 当時は55歳以上で老人でした。今ですと55歳どころか60代の人に「老人」と言うと、怒られてしまいますね。

 そして今の感覚では「村長も年配者だから、老人同士が集まりたかったのでは」と思いそうですが、この時の村長だった門脇政夫は36歳でした。
 父親、母親世代以上の人を敬うという気持ちかもしれないですね。

 翌年の1948年には村をあげて、国や県に対して「としよりの日」を祝日にするように働きかけ、兵庫県は9月15日を「としよりの日」にしました。
 1966年、国の祝日として敬老の日が誕生しました。

 現在でも敬老の日の発祥の地としての取り組みが行われています。
 敬老の日発祥のまち多可町 敬老の歌

 さて、2015年に多可町八千代区へ行きましたので、その話も書きます。
 多可町役場の八千代支所にあたります八千代プラザには敬老の日の石碑がありました。
 
 この地の地場産業の1つに播州織があります。多可町と西脇市で生産されています。
 今は行政区分では多可町と西脇市は分かれていますが、西脇市も元々は多可郡という括りのため、同じ地域と見ることができます。
 播州織の工房は、のこぎり屋根という特徴を持っていますので、見つけやすいです。

 そして2015年頃、行列のできるコンビニとしてマイスター八千代工房がメディアに取り上げられていました。
 名物の巻き寿司を買い求めるため遠方から来られる方が多いです。
 現在、コロナの関係で、営業時間などはわかりませんが、コロナが収まりましたら、再び行列ができるコンビニでメディアに取り上げられそうですね。

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